松尾形成外科・眼瞼クリニック

ご予約・お問い合せはこちらへ(LINE診療や症状の相談はしておりません)

電話応対時間●

平日10:00~12:00 14:00~18:00

土曜日9:00~12:00 13:30~17:00

053-581-1515
休診日
日曜・祝日・その他・夏季休診・年末年始
友だち追加

けがを早く治し、傷跡が目立たないようにするためには、初期治療とともに、傷が閉じた後のアフターフォローが大切です。

ご家庭や学校、職場でけがをしてしまった場合は、痛みや出血に耐えられる範囲で傷口を水道水で洗浄してから受診してください。

当院では夜間・休日救急受診後の処置も対応しています。

ご家庭で行える小範囲の傷の処置の方法や、受診するかどうかの判断は以下のリンクをご参照ください。

すり傷の治療

湿潤療法という傷が乾燥しないようにする治療を行っています。

湿潤療法は、傷からでる液に含まれている傷を治す物質(成長因子やサイトカイン)を傷口にとどめることで自然治癒作用を高める治療法で、痛みも少なく傷が早く治る効果があります。

傷口に砂や石などの異物が残っている場合、感染してしまったり、入れ墨(外傷性刺青)になってしまうことがあるため、局所麻酔を行って異物を取り除いてから治療を始めることもあります。

傷を乾かさない特殊な創傷被覆材で保護したり、塗り薬を厚く塗ってガーゼで保護します。

切り傷

傷の大きさや深さにもよりますが、縫合が必要になることが多いです。

局所麻酔を行い、傷口を洗浄した後に傷の内部を確認します。

傷が深い場合、顔や手足などの神経や血管などの重要な組織が浅く存在する部位では、これらの組織が損傷を受けていることがあります。損傷を受けている場合はそれらを修復してから傷を縫合します。

傷をきれいに治すため、まず自然に溶ける糸で中縫いを行い、その後に表面を非常に細い溶けない糸で細かく縫います。

けがの後治療(アフターフォロー)

傷が閉じたり抜糸が済んだら治療が終わりと思われがちですが、傷をきれいに治すためには後療法が大切です。

縫った傷をそのままにしておくと皮膚の張力や身体の動きによって徐々に傷が幅広くなってしまいます。また、紫外線が傷あとにあたると色素沈着の原因となってしまいます。

3カ月程度のテーピングやサンスクリーン剤(日焼け止め)による遮光をお勧めしています。